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12.11
Fri
あさ、店先の植物たちに水をやっていると、車が一台ゆっくり通りすぎた。

しずかでやさしい安心する音だったので、わたしは車を見なくても、誰の車かわかった。

広い駐車場でUターンして戻ってきたのは、思ったとおり、近所のじいちゃんの車。

今日は赤いセーターに茶色のチョッキを着て、中折れ帽をかぶっている。

「プッ!」と小気味のいいクラクションをひとつ鳴らして、わたしに手を振ってくれる。

その笑顔が、その幸を与えてくれるようなじいちゃんの笑顔が、サンタクロースに見えた。







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