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02.19
Sat
自分の内にあった壁をひとつ取りのけることができたかもしれない、そう思える出来事があった数日後、こんな夢を見た。



家の内と外の間のような空間。
そこに私のものではない、誰か他の人のものがたくさんあって、どうやらそれらが運び出されるらしい。
真ん中らへんに置かれている仕切り板のようなものは、ちょうど私がいる場所の目隠しになってくれていたので、それがなくなるのは困るなと思っていると、運送業者のような人たちが来て、ものを運び出しにかかる。
そのうちに私は色々なものの中に私のものが混ざっていることに気がつく。
運送業者の人が仕切り板を持ち出そうとしている。
だけどそれはもうどうでもいい。
それよりも、まわりの棚なんかに混ざって置かれている私のものたち。
たとえば幼稚園のときに使っていたお弁当箱のような、もう使わない、だけど愛着のある、そんなものたちが一緒に運び出されようとしている。
私はあわてて「それは私のです!」と言って訴えるのだけれど、運送業者の人たちは気にしない。
私のものがなくなってしまう。
もうなくなってしまったものもある。
私はとても悲しくなって、涙ながらに「それは私のなんです・・」と言って、悲しくて泣きながら目が覚めた。



変わっていくことは、それまでの自分が持っていたものがなくなっていくことでもあって、なくなるからこそ、新しいものが与えられる。
嬉しい変化の裏ではこういうことが行われているのかもしれない。
そう夢が教えてくれた。




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