蝶々が あちらに ひらひら 舞ってゆく
蜜蜂も あちらに ぶんぶん 飛んでった
風も あちらに さらさらと
どの顔も みんな笑ってた
いってみましょう あちらの方へ
涙には足音があるって
君が教えてくれた日から
僕も耳を澄ませてる
(それはワルツのステップ)
足音が聴こえてきたら
静かにピアノの曲を流そう
優しい気持ちになるために
(澄んだ涙のしずく)
鳥が鳴き 雲が流れる
ロンドで刻む軽やかな足どり
曲の変わり目は涙のステップ
(それは波のリズム)
そして願う
遠くで今日を生きてる君も
優しい気持ちであることを
君はどうしてる
おやつに何食べる?
君が教えてくれた日から
僕も耳を澄ませてる
(それはワルツのステップ)
足音が聴こえてきたら
静かにピアノの曲を流そう
優しい気持ちになるために
(澄んだ涙のしずく)
鳥が鳴き 雲が流れる
ロンドで刻む軽やかな足どり
曲の変わり目は涙のステップ
(それは波のリズム)
そして願う
遠くで今日を生きてる君も
優しい気持ちであることを
君はどうしてる
おやつに何食べる?
まるで ただいま とでもいうように
こどもの君がはいってきた
時間が逆に流れたのだろうか
それとも わからないくらいに進んだのだろうか
それとも 大きな弧を描いてようやく帰ってきたのか
それとも、、、
ほら ちょうど たくさん泣いたあと
泣いて 泣いて 泣ききって
涙がよけいなものを流したら
まえより かるく透明になるじゃない
そんなふうって言えばいいのかな
髪はやわらかく
瞳はまるく
たまごみたいな肌をした
君がやって来た いつかの午後